東北大学艮陵同窓会関東連合会歴代会長

初代会長 斉藤西洋 1951~1957
第2代
会長
津田一彦 1957~1965
第3代
会長
黒川利雄
黒川利雄
1965~
第4代
会長
懸田克躬
懸田克躬
第5代
会長
松永藤雄
松永藤雄
第6代
会長
斉藤達雄
斉藤達雄
第7代
会長
神津康雄
神津康雄
1987~2001
第8代
会長
高橋俊雄
高橋俊雄
2001~2012
第9代
会長
押田茂實
押田茂實
2012~2021

東北大学艮陵同窓会関東連合会

東北大学医学部の関東艮陵同窓会は、昭和33年に関東地方一都十県で組織された。その後、毎年上野精養軒、日比谷松本楼、ホテルニューオータニなどで盛大に総会を開催してきた。また、総会に合わせて講演会も開催されており、記録が残るものについて表にまとめた(表:関東艮陵同窓会講演一覧)。

小生は昭和60年に若輩教授として東京に赴任してきたので、先輩の指導を受けて、「若手の会(岩瀬先生中心に)」や「女性医師部会」を立ち上げ、盛り上げていた。その当時は関東地方の若手医学部教授の会や医師・歯科医師・薬剤師の活躍を期待して「三師会」も開催していた。

春の総会は東京で開催し、秋の総会は東京以外の地方で開催し、その地域の先生方と懇親を深めていたが、秋の総会は平成19年を最後に開催されていない。関東艮陵同窓会の会長を、神津康雄先生(1987~2001)、高橋俊雄先生(2001~2012)から押田茂實(2012~2021)が引き継いだ。そして、コロナ感染のために総会中止3年を経て、飯野正光現会長に引き継いでいる。(押田茂實)

関東艮陵同窓会講演一覧

関東艮陵若手会

若手会は、1984年から岩瀨光ら昭和59年卒で東京近辺在住の有志による年1回の集まりとして始まった。開催は毎年3月、会場は飯田橋の居酒屋「北海道」と決まっていた。当時日本大学医学部法医学教室に赴任された押田茂實教授(昭和42年卒)を顧問として迎え、回を重ねるにつれ、他の学年、特に若い学年にも参加を呼び掛けようと考えて艮陵名簿を頼りに開催案内の郵送を続けると、平成卒にも輪が広がっていった。一方、押田教授により、「若手」とは「若手と自認するもの全てを含む」との拡大解釈がなされ、昭和40年台卒、昭和50年台卒の同窓生も参加するようになった(アーカイブ参照)。
その後、岩瀨遼(平成27年卒)が参加するようになると、その同級生や、前後の学年など本来の若手の参加も増えるようになった。
このように、若手会は総会に参加していなかった年代のための会としての役割を果たしていたが、2020年(令和2年)3月の会が、コロナ禍で中止となり、その後中断している。残念ではあるが、一方で以前に増して総会に若い年代の参加が増えてきていることから、若手会はその役割を終えたと考えている。(岩瀬光)

女性医師部会

1998年2月21日に、女医部会結成準備会が、関東艮陵同窓会「若手の会」に合わせて開催された。卒業後に首都圏に進出する女性同窓会員が年々増加していることから、「一方では、交友を通じ連帯を深める場と考え、他方では、新たに巣立つ女性会員に力を添える母体を志す」女医部会が、関東艮陵同窓会の下部組織として置かれることになった。

1998年7月11日には、私学会館アルカディア市ヶ谷にて第1回女医部会が小林啓子初代部会長のもとで開催された。その後、東日本大震災やコロナ禍で中止を余儀なくされたこともあったが、毎年7月初旬の土曜日に年1回の頻度で開催されてきている(下表参照)。

2004年7月3日開催の第7回女医部会より田中佐喜子第2代部会長に引き継がれ、演者を招いて講演会が行われるようになった。

第20回となる2018年7月7日の開催からは、飯野ゆき子第3代部会長が担当することになり、会の名称が女性医師部会に改められた。

コロナ禍での中断を挟んで、2023年7月15日には、関東艮陵同窓会総会と女性医師部会が合同開催された。同日から、深津玲子第4代部会長が引き継ぐこととなり現在に至っている。(深津玲子)

表 関東艮陵同窓会女性医師部会開催記録